正確な作品情報を知らないことを前提にする
一般的な映画データベースでは、作品名、出演者、監督などが分かっていることが前提になりがちです。
しかし映画迷宮アーカイブは、それを思い出せない人が使うことを前提に作られています。
そのため、利用者が実際に覚えていそうな記憶の断片を重視しています。
特徴的な記憶を手掛かりにする
多くの映画に共通する情報よりも、次のような手掛かりを大切にしています。
- その映画でしか起きにくい場面
- 特徴的な小道具
- 奇妙な行動
- 印象的な場所
- 乗り物
- 色
- 音
- ラスト
一つではなく、複数の手掛かりを組み合わせる
一つの言葉だけでは、多くの映画が候補になってしまいます。
例えば「地下室」という言葉だけより、
地下室 男女 監禁のように、覚えている情報を組み合わせることで、候補を絞りやすくなると考えています。
表記の違いにも対応する
同じものでも、「父」「お父さん」「パパ」など、人によって思い出す言葉は違います。
映画迷宮アーカイブでは、こうした表記の違いをできるだけ吸収しながら探せるよう、改善を続けています。
「見つかった」と「見つからなかった」の両方が重要
映画が見つかった検索だけでなく、次のような情報も検索改善に役立つと考えています。
- どんな検索文が使われたか
- どの候補が正解だったか
- 検索結果の何番目だったか
- どんな検索で結果が出なかったか
人が実際に覚えていたことを集める
「これでした」の後に残された記憶や、映画捜索依頼で寄せられた手掛かりなどを、次の人の映画探しに役立つ情報として育てていくことを目指しています。
投稿いただいた内容をそのまま自動で正式な映画データへ反映するのではなく、確認・整理しながら活用していく考え方です。
次の「思い出せない」を少しずつ減らす
映画迷宮アーカイブの目的は、単に作品情報を並べることではありません。
「人がその映画をどう覚えていたか」を蓄積し、次に同じような記憶から映画を探す人が見つけやすくなる状態を目指しています。